日本マレーシア学会(JAMS)の運営方針(2014/15-2015/16年度)

JAMSは、比較的規模が小さいゆえに小回りが利く学会として、マレーシア学の確立・発展およびその成果の社会への発信に関してさまざまな試みに積極的に取り組んできました。一方に地区例会や研究大会を組織する研究連携ウィング、もう一方に官公庁や企業・NGOとの連携を進める社会連携ウィングを置いて活動の翼を広げるとともに、学会誌『マレーシア研究』の創刊により研究活動を深めることも行われてきました。また、連携研究会を通じて幅広い分野の研究活動を進めてきました。
2014/15-2015/16年度の運営体制では、基本的に前年度までの運営体制を踏襲した上で、地区例会・研究大会のさらなる活性化、官公庁・民間企業・NGOとの連携、学会誌『マレーシア研究』を通じたマレーシア学の発信、ウェブサイトや会報『JAMS News』を通じた情報発信の強化などの活動の恒常化をはかっていきます。会員のみなさんにはぜひとも積極的な参加をお願い申し上げます。

運営委員長 山本博之

各ウィング・編集委員会・事務局の活動方針

研究連携ウィングはJAMSの研究活動を担います。JAMSの日常的な活動の中心である地区例会(関東地区、関西地区)や、年に一度の研究成果発表の場である研究大会を担当します。
 2014/15-2015/16年度は、研究大会の担当委員を2014年度担当と2015年度担当に分けました。2014年度の研究大会は東京大学駒場キャンパスで、2015年度の研究大会は立教大学で開催する予定です。
 2013年度の研究大会では、マレーシアを一歩外から見ることで、マレーシアとはどのような場なのかを改めて検討する機会となりました。2014年度以降は、その議論を受け継いで、マレーシアが抱える課題をマレーシアの内外から検討する機会となることを期待しています。
 研究連携ウィングには、地区例会と研究大会のほかに、JAMSとゆるやかに連携して研究活動を行うJAMS連携研究会があります。現在、JAMS連携研究会には以下のものがあります。
 -「ジャウィ文献と社会」研究会
 -マレーシア映画文化研究会
 JAMSの活動に関連する研究グループで連携研究ウィングへの参加を希望するグループがありましたら、研究グループ代表者よりJAMS事務局までご連絡ください。

担当委員
 研究企画 穴沢眞、吉村真子、川端隆史
 関東地区 福島康博、砂井紫里
 関西地区 多和田裕司、上田達、黄蘊
 研究大会(2012年度) 永田淳嗣
 研究大会(2013年度) 舛谷鋭、鈴木絢女

 学術研究の社会的役割や意義とは何でしょうか。もちろん、知のフロンティアを切り開き、次世代への研究につなぐことがあるでしょうし、また、研究成果の一端が教育、企業の活動、日々の生活、趣味、教養の分野などへ還元して社会へ貢献していることは間違いありません。また一方で、短期間のうちに学術研究に成果を求めるような偏重した効率主義は、学問の本来的な意味を見失いかねないという危険性もはらんでいます。
 しかし、時代の動きは、個人だけでは到底カバーしきれないほどの速さで変化し、多様化しています。例えば、JAMSが扱うマレーシアという国について、もはや一人ですべてを理解できる時代ではなくなりました。また、大学教員にも教育者という実務者としての立場があり、留学生教育、地域コミュニティへの貢献、高大連携などの社会的ニーズへの対応がこれまで以上に求められています。JAMSには多様な経歴や背景を持つ会員が多数在籍しているという他の学会にはない特徴があり、JAMSのかけがえのない財産とも言えます。
 こうした経験と問題意識を背景にして、JAMSの社会連携ウィングは、他の学会にはあまり見られないJAMS独特の存在として位置づけ、また、新しい社会貢献の在り方をJAMSから他の学会や研究機関に波及させることも狙いの一つとしています。

担当委員
 岡本義輝
 畝川憲之
 東條哲郎
 戸加里康子
 永田篤史
 西芳実

JAMSはマレーシア学を提示するために学会誌『マレーシア研究』を創刊し、査読を通った学術論文を掲載しています。会誌編集委員会には、専門地域・専門分野が多岐にわたる編集委員が集まり、広がりのあるマレーシア学を発信する学会誌としていきたいと思っています。会員のみなさんの積極的な投稿をお待ちしています。

担当委員
 金子芳樹(編集委員長)
 田村慶子(副編集委員長)
 山本博之

会計や会員情報をはじめ、JAMSの活動を支える業務を担当します。入会・退会、会員情報の変更、会員用メーリングリストなどについては事務局までお問い合わせください。

事務局はJAMSの広報も担います。会報『JAMSNews』とウェブサイト(ホームページ)は、会員どうし、会員と学界、会員と社会を結ぶ場を提供するものです。ウェブサイトの定期的な更新および内容の充実、『JAMS News』とウェブサイトの連動などを通じて、JAMSの発信力をさらに高めていきます。

事務局へのご連絡は、事務局メールアドレス(secretariat@jams92.sakura.ne.jp)までメールでお寄せください。

担当委員
 山本博之(総務担当)
 坪井祐司(会計担当)
 篠崎香織(会員情報担当)
 新井和広(ウェブサイト担当)

過去の活動方針と運営体制
 2014/15-2015/16年度の運営方針
 2012/13-2013/14年度の運営方針
 2010/11-2011/12年度の運営方針
 2008/09-2009/10年度の運営方針
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