日本マレーシア学会(JAMS)の関西地区では、年に数回の頻度で研究会を行っています。研究会についての情報は会員メーリングリストで随時案内します。関西地区研究会についての詳細はJAMS関西地区委員までお問い合わせ下さい。
■2015年度
- 2015年4月25日
報告:信田敏宏(国立民族学博物館)
「イスラーム化と先住民―みんぱく東南アジア展示新構築から考える」
■2013年度
- 2014年2月22日
報告:森田良成(大阪大学大学院人間科学研究科・特任助教)
「贈与と売買―インドネシア・西ティモールのドキュメンタリー映像を通じて」
- 2013年5月19日、京都大学
二大政党制は定着するのか―2013年マレーシア総選挙の現地報告と分析
趣旨説明
午前の部
・報告1 「マレーシア史上もっとも注目された選挙――何が変わったのか?」(中村正志)
・報告2 「国家主導の『開発』と国民の『福祉』をめぐる政治から読み解く」(鈴木絢女)
午後の部(1)
・報告3 「なぜPASは『UMNOに取って代わる』ことができなかったのか?」(塩崎悠輝)
・報告4 「『スールー王国軍』侵入事件の総選挙への影響」(山本博之)
午後の部(2)
・報告5 「華人の政治意識の変化」(篠崎香織)
・報告6 「2013年総選挙と社会運動――ブルシはマレーシア社会の何を変えたのか」(伊賀司)
総合討論
・コメンテーター 鳥居高/金子芳樹
■2012年度
- 2013年3月2日
報告
黄蘊(京都大学研究員)
「マレーシアにおける上座仏教の展開と「仏教公共圏」」
伊賀司(神戸大学研究員)
「マレーシアにおける情報公開法の制定過程に関する研究:変わるガバナンスと活性化する市民社会」
■2011年度
- 2012年3月18日、大阪市立大学杉本キャンパス
報告
小河久志(京都文教大学)
「イスラーム復興運動の進展とその諸相:タイ南部の事例から」
塩谷もも(島根県立大学短期大学部)
「地域の紐帯としてのイスラーム?:中部ジャワの事例から」
■2010年度
- 2010年11月20日、大阪市立大学杉本キャンパス
報告
上田達(摂南大学)
「スクオッター集落と村:コタキナバルのあるカンポンの事例から」
櫻田涼子(京都大学GCOE研究員/筑波大学研究員)
「低価格住宅におけるマレーシア華人の住宅改造と住まいの諸実践」
■2009年度
- 2010年1月30日、京都大学
第1部 マレーシア
報告1:市川哲(立教大学)
「現地化からトランスナショナリズムへ―マレーシア華人の文化人類学的研究動向」
報告2:黄蘊(関西大学)
「もう1つの華人社会―マレーシアにおける英語話者華人の宗教実践と彼らの生活世界」
報告3:篠崎香織(北九州市立大学)
「国民としての揺るぎない自信―ネーション・ビルディングをめぐる研究動向」
コメント:片岡樹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
第2部 インドネシア
報告1:Jafar Suryomenggolo (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
"Chinese Workers and their Organizations during the Indonesian Revolution, 1945-1950"(英語による報告)
報告2:北村由美(京都大学東南アジア研究所)
「ポスト・スハルト期華人文化の行方−儒教と表象に関する事例から−」
報告3:津田浩司 (日本学術振興会特別研究員PD)
「自己(再)定義を迫られるインドネシアの寺廟−東・中ジャワの調査から−」
コメント:貞好康志(神戸大学大学院国際文化学研究科)
- 2009年4月24日、京都大学
趣旨説明:西尾寛治
報告1:菅原由美(天理大学)「オランダ領東インドの抵抗運動における公正概念」
報告2:篠崎香織(北九州市立大学)「現代マレーシア政治におけるアディル概念」
コメント1:弘末雅士(立教大学)
コメント2:宮脇聡史(東京基督教大学)
■2008年度
- 2008年10月27日、京都大学
報告:鈴木絢女(政策研究大学院大学)
「マレーシアにおける協議的政治制度の形成と実行─『半権威主義体制』論を超えて―」
- 2008年9月27-28日、総合地球環境学研究所
9月27日(土)
開会挨拶と趣旨説明・・・立本成文
第1部 『マレー農村の研究』の思い出とその後
1. マレーシア農村の長期観察と小人口世界・・・坪内良博
2. マレー農民のエートス:東北タイと比較して・・・口羽益生
3. 低湿地と植民地政策・・・古川久雄
第2部 談論
1.『マレー農村の研究』をめぐって
問題提起・・・永田淳嗣、多和田裕司、鳥居高、西尾寛治、市川昌弘、加藤剛、阿部健一
提起に答えて・・・坪内良博、口羽益生、古川久雄、立本成文
2. 自由談論 司会:山本博之
9月28日(日)
第3部 マレーシア研究の展開と将来
1. 農業・農村の変容・・・永田淳嗣
2. 「マレー」および「マレー研究」におけるイスラーム・・・多和田裕司
3. 開発と政治・・・鳥居高
4. 混血者とマレー社会・・・西尾寛治
5. 山に暮らす人々と熱帯林問題・・・市川昌広
第4部 マレーシア研究の最前線
1. 世紀転換期ペラにおける錫鉱業の展開と採掘用地:鉱業台帳分析を中心に・・・東條哲郎
2. 総合討論
主催:日本マレーシア研究会(JAMS)関西例会
平和環境もやいネット・もやいフォーラム
- 2008年5月3日、京都大学
報告:西尾寛治(防衛大学校)
「公共領域としての地域研究の可能性:東南アジア海域世界における福祉の展開を事例として」
■2007年度
- 2008年1月26日、国立民族学博物館
報告(1):多和田裕司
「競合するイスラーム――マレーシアにおけるイスラームの制度化をめぐって」
報告(2):河野元子
「トレンガヌ州における地方政治の展開――開発とイスラーム化のはざまで」
- 2008年3月21日、総合地球環境学研究所
「マレーシアにおける先住民の土地、政府の土地:半島、サバ、サラワクの比較」
報告:信田敏宏(国立民族学博物館)、内藤大輔(京都大学大学院)、市川昌広(総合地球環境学研究所)
■2006年度
- 2006年5月27日、キャンパスプラザ京都
報告:加藤剛(龍谷大学社会学部)
「川の流れのように――研究教育人生、来し方行く末」(ノーカット版)
■2005年度
- 2005年7月22日、国立民族学博物館
「フロンティアのマレーシア華人」
報告(1):高村加珠恵(東京外国語大学大学院・博士課程)
「タイ・マレーシア国境東部に生きる華人:華人化とタイ化のはざまで」
報告(2):市川哲(東京外国語大学)
「現地化の諸相:サラワク州におけるある華人のファミリー・ヒストリーを事例として」
報告(3):田村慶子(北九州市立大学)
「「辺境」から問うマレーシアの国民国家:サバ華人社会の変容を中心に」
研究会報告「華人アイデンティティは華語・華語教育でどこまで語れるのか」(信田敏宏・篠崎香織)(会報第33号)
- 2005年3月11日、京都大学大学院教育学研究科
報告(1):加藤裕美(京都大学大学院人間環境学研究科・修士課程)
「サラワクにおける定住狩猟採集民の生計戦略」
報告(2):綱島郁子(同志社大学神学部嘱託講師・COE一神教学際研究センター共同研究員)
「英領マラヤ時代のマレー人に対するキリスト教宣教の実態と変遷――ウィリアム・シェラベアを事例に」
■2004年度
- 2004年3月25日、京都大学大学院教育学研究科
「生業経済からみるマレーシアの〈辺境〉」
報告(1):内藤大輔(京都大学大学院)
「マレーシア半島部ヌグリ・スンビラン州における先住少数民族トゥムアンの生業変容」
報告(2):小野林太郎(日本学術振興会特別研究員)
「ボルネオ島サマ・バジャウ集団の生計経済活動と食生活の現状」
研究会報告「生業経済から見たマレーシアの〈辺境〉」(信田敏宏) (会報第32号)
- 2018.4-2020.3 山本博之
- 2016.4-2018.3 多和田裕司、黄蘊
- 2014.4-2016.3 多和田裕司、上田達、黄蘊
- 2012.4-2014.3 多和田裕司
- 2010.4-2012.3 多和田裕司
- 2008.4-2010.3 山本博之
- 2006.4-2008.3 杉本均、信田敏広
- 2004.4-2006.3 杉本均、信田敏広
- 2002.4-2004.3 杉本均
日本マレーシア学会(JAMS)