マレーシア映画文化シンポジウムは、連携研究会マレーシア映画文化研究会との共催により、日本マレーシア学会(JAMS)の公開セミナーの1つとして実施されるシンポジウム/セミナーです。
マレーシアの劇映画を素材として、映画を通じてマレーシア社会に対する理解を深めるとともに、マレーシアへの理解をもとに映画を読み解くことで映画をいっそう愉しむことを目的とした会です。対象はマレーシアの劇映画が中心ですが、シンガポールやインドネシアなどの近隣諸国の映画も対象とすることもあります。
JAMS会員でなくても参加できます。研究会の活動の詳細はマレーシア映画文化研究会のウェブサイトをご覧ください。
■大阪アジアン映画祭との共催企画
- 「“手に職”系女子とフォーエバー・ポギー」(2016年3月、ゲスト:ダン・ヴィリガエス/アントワネット・ハダオネ/ジェリコ・ロザレス)
- 「女の幸せは旅しだい?―マレーシア・トルコ合作映画『カッパドキアの甘い恋』より」(2015年3月、ゲスト:バーナード・チョウリー/ラフィダ・アブドゥラ)
- 「高層化するアジアの想像力―『生きる』と『死ぬ』のほとりで」(2014年3月、ゲスト:ニック・アミル・ムスタファ/深田晃司)
- 「旅人が見る世界」(2013年3月、ゲスト:バーナード・チョウリー/リナ・タン/谷川竜一)
- 「映画『歓待』をテツガクする―主客不分明の時代における包摂と排除」(2011年3月、ゲスト:深田晃司/杉野希妃)
■東京国際映画祭による協力企画
- 「『外中華』映画の世界―ツァイ・ミンリャンとエドウィンに見る世代の絆」(2012年10月、ゲスト:エドウィン)
■アジアフォーカス・福岡国際映画祭との連携企画
- 「変身するインドネシア――力と技と夢の女戦士たち」(2015年9月、ゲスト:ミラ・レスマナ/リリ・リザ/小池誠/福岡まどか)
- 「映画『ジャングル・スクール』が拓くフロンティア―シネマと地域研究のマリアージュ」(2014年9月、ゲスト:グンナール・ニンプノ/亀山恵理子)
- 「「シンガポール・ドリーム」は誰のもの?―グローバル・ハブシティが模索するアイデンティティ」(2013年9月、ゲスト:ポーリン・ユイ/田村慶子/及川茜)
- 「アジア的ホラー・コメディの可能性」(2011年9月、ゲスト:ウィ・ディンホー/深田晃司)
- 「アジアン・ビッグバン―マレーシア発のアジア映画の新星たち」(2010年9月、ゲスト:ウー・ミンジン/深尾淳一)
■「災い、社会の亀裂、映画」
- 「映像制作を通じた災害後社会の復興」(2014年9月、ゲスト:ダラン・ムラティ)
- 「越境する危機と分かち合う記憶―東南アジアを襲う不況・台風・爆弾テロ」(2014年9月、ゲスト:今泉光司/清水展)
- 「混成アジア映画がつなぐ東アジア世界―『Fly Me to Minami~恋するミナミ』が照らす世界」(2013年12月、ゲスト:リム・カーワイ)
- 「境界を越えて撮られる日本と日本人―短編映画に見る3人のグローバル映像作家の世界」(2013年9月、ゲスト:リム・カーワイ/エドモンド・ヨウ)
- 「記憶の写し絵―内戦・テロと震災・原発事故の経験から紡ぐ私たちの新しい物語」(2012年12月、ゲスト:杉野希妃/深田晃司/林行夫/亀山恵理子/寺田匡宏)
- 「親子・暴力・越境―混成アジア映画の可能性」(2011年12月、ゲスト:ヤン・イクチュン/松江哲明/キム・コッピ/杉野希妃)
■ヤスミン・アフマド監督追悼企画
- 「親星子星一番星―よそ者どうしが織りなす家族の物語」(2014年8月)
- 「マレーシア映画の「母」たち―映像を通じた冒険」(2013年5月、ゲスト:シャリファ・アマニ)
- 「栄光は誰れのために―マレーシアの経済発展の裏にある教育」(2012年7月)
- 「ヤスミン・アフマドにみる映画とマレーシア」(2011年12月)
- 「『女性らしさ』の冒険―『愛しい母』ヤスミン・アフマドの思い出とともに」(2011年7月、ゲスト:シャリファ・アマニ)
- 「ヤスミンの残したもの・それを受け継ぐ者たち―マレーシア映画から見える世界」(2010年7月、ゲスト:リム・カーワイ/杉野希妃)
■ヤスミン・アフマド作品上映会
- 『ムクシン』(JICA市ヶ谷、2014年11月)
- 『細い目』『グブラ』『ムクシン』『タレンタイム』(京都大学芝蘭会館、2014年8月)
- 『タレンタイム』(大阪府立春日丘高校、2014年1月)
- 『タレンタイム』(マレーシア国立博物館、2013年12月)
- 『ムクシン』(クアラルンプール日本人学校、2013年10月)
- 『タレンタイム』(コタキナバル日本人会、2013年5月)
- 『タレンタイム』(クアラルンプール日本人学校、2013年2月)
- 『細い目』(カフェパラン(京都)、2012年4月)
- 『タレンタイム』(カフェパラン(京都)、2012年1月)
- 『タレンタイム』(東京外国語大学、2011年12月)
日本マレーシア学会(JAMS)